エコ建築考房「健やかに暮らす」住まいの家
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004そこで結露が発生します。また室内では、化学物質が充満しないよう、24時間換気扇を動かし続けないと安全に暮らせない、そんな暮らしが、日本の一般的な住まいづくりの現状なのです。エコ建築考房では、木はすべて国産、かつ産地がはっきりした木材を使用。乾燥方法にもこだわっていて、骨組みには、天然乾燥材を使用し、腐りにくく粘り強い丈夫な骨格をつくっています。木の加工も自社工場で行っており、熟練の職人が要所要所で手作業による微調整を行い、仕上げています。徹底して安全な自然素材を使い、永く安心して住むことができる家づくり。専門家の監修のもと、構造や素材の実験などさまざまな取り組みも行っており、耐震等級3の家づくりを基本にしています(詳しくは13ページ参照)。そして設計・施工管理・アフターメンテナンスを一貫して自社で責任を持って行っており、現場では経験豊富な職人が、職人の技をふんだんに生かし、心を込めてつくります。 家は完成して終わりではありません。家が建ってからが、工務店と住まい手の方との、ほんとうのお付き合いの始まりです。5年後も10年後も、その先も| 末永く健やかな暮らしを続けていただけることを、エコ建築考房はめざしています。健やかに 珪藻土木材【けいそうど】一般的に使用されている珪藻土というと、接着剤が入っているものがほとんど。接着剤が入っていると、調湿性が失われてしまいます。エコ建築考房で使う珪藻土の原材料は、珪藻土・白土・セルローズファイバー・食用でんぷんのりの4つの自然素材で、接着剤が入っていないものを採用しています。【もくざい】国や大学の研究により、木が人体に様々な良い効果を及ぼすことが証明されてきていることは皆さんもご存じだと思います。エコ建築考房では、国産材で、かつ産地がはっきりした木材を使用しています。また、骨組みの梁には、天然乾燥材を使用することで、腐りにくく、粘り強い丈夫な骨格になります。

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