エコ建築考房「健やかに暮らす」住まいの家
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017 JR熱田駅からすぐの「神宮東中日ハウジングセンター」内にある、エコ建築考房のモデルハウス「神宮の家」。この「神宮の家」の特徴のひとつが、通りに面する庭と調和する端正な外観だ。ハウジングセンターを歩くうちに、その品のある佇まいに魅かれて「神宮の家」を訪れる人が多いというのも頷ける。 玄関を一歩入ると、木の香りにふわっと包まれる。一級建築士であり、「神宮の家」マネージャーも務める五香祐輔さんは「家づくりにとって、木は最も大切な素材です。当社では、柱や梁、床、壁などあらゆる場所に国産の無垢材を使うことで、健やかな住まいを実現しています。さらに木の性質を熟知した専属の大工がていねいに加工し、一棟一棟組み上げていくのです」と話す。 こだわりの自然素材は、木材だけではない。壁には漆喰や珪藻土を使い、壁の中に入れる断熱材も自然素材のものを使うなど、同社ではさまざまな自然素材を適材適所に使った家づくりを行っている。家族でティータイム。本棚にティーセットがしまってあり、お客さんが来るとここでもてなせる。国産木材、漆喰、珪藻土……自然素材の健やかな空間右:玄関ホールを入ると、天然乾燥した木材のよい香りに包まれる。リビング・ダイビング、そして和室が目の前に広がる。左:ダイニングの奥には和室が続く。右:ゆったりとした動線のキッチン。キッチンは建具屋が制作したオリジナル。中:木の香りが漂う浴室。左:スロップシンクを設けた家事室。トップライトで採光も十分。

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