雑誌「チルチンびと」91号掲載 愛知県 ㈱エコ建築考房
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1462階の開口部から眺めが楽しめる。右手はPCコーナー。ね」と笑う。 Mさんの家には、国産の無垢材を始め、漆喰や珪藻土、和紙といった自然素材がふんだんに使われている。「マンション住まいのときに風通しの悪さに悩まされた経験から、生まれてくる子どもが健やかに成長できるような、健康に配慮した家にしたいと考えていました」と話す奥さん。「素材を始め、通風など間取りの面でも健康に配慮しています」という五香さんの言葉に、夫妻は「最初にしっかりと説明してもらっているので、安心して暮らせます。よく二人で『安心が詰まった家だね』って言っているんです」とうなずく。デザイン、素材、健康への配慮……希望をすべて叶えた住まいで、これからもMさん一家の健やかな暮らしが紡がれていくのだろう。られます」と奥さん。ご主人は芝生の手入れなど庭仕事に関心をもつようになり、先日は植木を自ら選んで取り寄せ、植えたとのこと。「手間をかけて手入れすることで、いっそう愛着が深まりますね」と微笑む。 こうした暮らしの変化は、庭だけでなくさまざまな場面で感じているそう。奥さんの場合は、家事動線がよいため効率よく家事ができ、ストレスが減ったという。「対面式のキッチンと、その横に設けたパントリーがとても使いやすいんです。間もなく仕事に復帰するので、家事が楽にできるのは嬉しいですね」。一方ご主人は、見学会で見て憧れたという坪庭を眺められる風呂を実現した。「1日の終わりにゆっくりお風呂に入るひとときが楽しみ。あとはウッドデッキでのんびりするのもくつろげます上/2階の子ども室。将来は2部屋に分けることができる。 下/2階から階段を見下ろす。

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