雑誌「チルチンびと」別冊43号掲載 静岡県 家和楽工房株式会社 植松一級建築士事務所
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大きな一枚板のダイニングテーブル
は、家族全員で植松さんの知人が営む
三島の材木屋に出向き、選んだラオス
松を加工したもの。ほかにも、パソコ
ンカウンターのクスノキや、玄関のカ
ウンターに使った古材などもそのとき
に一緒に選んだという。
料理が得意な奥さんの希望を取り入
れたアイランドキッチンは、リビング・
ダイニングを向いて配置されているた
め、家族の気配を感じながら料理する
ことができる。「昼もいいんですけれ
ど、夜もまた梁の影が雰囲気があって
好きです」と奥さん。
日々の暮らしを営む中で、住まいへ
の愛着を深めていく―。そんなSさ
ん一家の姿が印象的だった。
右上/2階LDK の梁にはオスモカラーを塗っている。
右下2点/玄関のニッチと古材を使ったカウンター。
左上/ロフトを設けた子ども室。 左下/タイル貼り
のバスルームに続くバスコート。アイアンの金具類は
川合光さんにオーダーした。
右/漆喰壁に設けたニッチには川合幸江さんのステンドグラスを嵌めている。 中/ 2階トイレの
グラデーションが美しいモザイクタイル。 左/1階洗面台のタイルは、奥さんの好きな白をセレ
クト。目地をセメントにすることでお手入れをラクに。
家づくりの記念に、壁の漆喰に家族全員の手
形を押した。
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