雑誌「チルチンびと」別冊43号掲載 静岡県 家和楽工房株式会社 植松一級建築士事務所
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漆喰の壁にテラコッタタイルの床が
明るい雰囲気の玄関を入り、2階の
LDKへ向かう。LDKの開口部の向
こうには広いバルコニーがあり、その
さらに先には沼津アルプスと呼ばれる
戸倉山の山並みが見える。Sさんの家
を設計した家や
和わ
楽ら
工房の植松章社長は
「2階のリビングからの眺望を大切に
設計しました。山並みの曲線に合わせ
て、バルコニーの手すりもやさしいラ
インに仕上げているんです」と話す。
Sさん夫妻が植松さんと出会ったの
は、家づくりを考えて、住宅展示場に
右/バルコニーが印象的な外観。青い空にテラコッタ調の三州瓦が映える。
行ったり、雑誌や本などを見ていた時
だったという。新聞の折り込みチラシ
で家和楽工房を知り、実際に植松さん
が設計した家を見学してみた。「住宅
展示場でハウスメーカーの家を見て
〝何かが違う.と感じていたので、植
松さんが設計した家を訪れたとき、自
然素材を使っていることや、細部にま
リビングからバルコニーを見る。海が近いために塩で錆びてしまうので、手すりの水切りはステンレスの特注品で、アトリエプラトーの川合光さんにオーダーした。
キッチンからリビングを見る。
希望にぴったりだった
家和楽工房との出会い
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