雑誌「チルチンびと」別冊47号掲載 岐阜県 ㈲亀津建築

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49リビング・ダイニング1F子ども室１キッチン和室寝室玄関子ども室２子ども室３し余計な線を増やさないデザインの方針の元、施工力でカバーした。美しさだけでなく居心地の良さも追求する。設計の段階で和室の天井と窓が低すぎるのではないかと心配したご主人。設計担当の雅さんに尋ねると、「『座って生活する場だから高さを抑えたほうが居心地がいいですよ』という答えで。なぜ？　と質問すると納得できる答えを必ず返してくれました」。　家づくりを温かく見守ってきた奥さんに住み心地について聞くと、「子どもたちも自分の部屋ができて喜んでいます。インテリアに興味がでてきてお互いの部屋を行き来していて（笑）。みんな年頃になったけど、自然とＬＤＫに集まって過ごしてますね」と、幸せいっぱいの笑顔で答えてくれた。建築データ所在地：岐阜県土岐市家族構成：夫婦＋子ども３人敷地面積：1196.52㎡延床面積：160.18㎡竣工：2010年12月（工期2010年３月～12月）設計・施工：㈲亀津建築（設計担当：亀津 雅／現場監督：亀津 薫）構造形式：木造主な外部仕上げ：屋根＝瓦／外壁＝そとん壁／軒天井＝杉板主な内部仕上げ：天井＝杉板白／壁＝漆喰塗り／床＝檜（厚15㎜）手前にHさん家族。後ろは亀津建築の亀津薫さん。庭づくりは昨年からスタート。自分たち好みの庭をめざし、じっくり考えてから造園屋さんを手配したそう。上／玄関は石を敷き詰めて落ち着いた雰囲気に。網戸をつけて風を通すこともできる。　左上２点右／玄関ポーチ。大きな壷はチェンマイでつくられたものだとか。　同左／廊下の扉はシンプルな格子戸。建具屋さんの手仕事。　左／道路からみた外観。緑に包まれるように建っている。会社情報はp.135