雑誌「チルチンびと」93号掲載 岐阜県 ㈲亀津建築
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166える。「桜の時期は格別ですよ」とご主人。ところでダイニング・スペースは、もとはリビングだったそうだ。ご主人は「1年中、窓からの眺めがいいので、ここで食事をしてみようとテーブルの位置を換えたらうまく収まりました」と話す。そして、実は夫婦が望んだのも、そんな品質、使い勝手に安心 亀津建築の得意とする鎧張りの外観が、畑や並木など自然味豊かな地域にしっくりなじんで一幅の絵画のよう。家に入れば窓の景色が美しい。特にコーナー窓のあるダイニングでは、外の景色との一体感を味わ上/照井邸の外観。 下/鎧張りの外壁と、庭のチューリップなど。 右下/「外壁に白壁も少し使いたい」という要望に応え、玄関前に外収納をつくり白壁にした。観葉植物プミラの緑がよく映える。写真=五十嵐秀幸 文=石川祐子庭では植栽がほどよく育ち、室内では柱や床の木がいい色合いを増している照井邸。入居して7年めになるというこのお宅で、住まい手はどんなふうに暮らしを楽しんでいるのだろう。四季の移ろい、家族の気配を身近に感じられる家岐阜県 亀津建築 照井邸

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