雑誌「チルチンびと」101号掲載 長野県 ㈱山口工務店
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15324124つからなかったある日、土地探しの帰りにご主人が「山口工務店に行ってみよう」と提案した。夫妻の知り合いが同社で長野県富士見町に家を建てていたのだ。突然の訪問にもかかわらず、山口利秋社長が対応し、2時間も相談に応じてくれた。そのアドバイスや紹介をもとに範囲を広げて探し、土地を見つけた。OMソーラーで夏も冬も快適 国立の家への不満や、ほしい部屋など、要望をもとにした山口社長の設計に、夫妻はほとんど異論がなかったという。床には松、そのほかは国産杉を使う。太い梁には「将来この家が壊された時にも家具として使える材を、という社長の思いがあります」と営業の大川透さん。壁は愛犬ケリーがいたずらしないよう、腰の高さまで木、その上は珪藻土とした。また奥さんの身長に合わせて、洗面台は85センチ、キッチンのシンクは90センチに。家事コーナーに設けた流しは、散歩の後でケリーの足を洗いやすいように、底が平らなボウル状のものにした。 OMソーラーが設置されてお1リビング・ダイニング。 2ダイニングからキッチンを見る。 3「薪ストーブの暖かさは体にいい感じがする」と奥さん。 4寝室。ブラインドは断熱のため、二重になっているタイプを採用。 5奥さん手づくりのケークサレ。中には地元産のブロッコリーやニンジンが。ほかにも近くで摘んできた山菜など、豊かな食を楽しんでいる。

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