雑誌「チルチンびと」山梨・長野版 山梨県 ㈱山口工務店
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L字型デッキと広いテラスで 庭を生かした暮らしを提案 山口工務店が2012年に建てたモデルハウス「明野の家」。北杜市明野町は、日本一とも言われる日照時間の長さで知られ、モデルハウス周辺でも太陽光発電パネルがずらりと並ぶ景色が見られる。「OMソーラーハウスにはもってこいの環境です」と笑顔で話す山口利秋社長。「私たちがめざすのは、自然とともにある家づくり。日照時間の長いこのエリアの特徴を生かしてOMソーラーシステムを提案することが多いです。モデルハウスでは従来のOMソーラーに太陽電池を組み合わせたハイブリッドシステム『OMクワトロソーラー』が搭載されています。モデルハウスでOMの心地よさを味わっていただきたいですね」。 モデルハウスの設計は、建築家の田中敏溥さんに依頼した。「基本は自社設計ですが、初めてのモデルハウス建設にあたり『チルチンびと』で作品を拝見して以来、間取りや雰囲気がいいなと思っていた田中さんにお願いしました」。設計依頼にあたって、山口社長から田中さんに伝えたのは、OMソーラーシステムと薪ストーブを入れてほしいということだけだったそう。「敷地にもとからあった石垣や樹木を生かしつつ、南西に開いた開口部とデッキ、ダイニングからリビングと奥の和室を見る。四畳半の和室はリビングとつながっており、気配を感じることができる。障子をしめると落ち着いた雰囲気になる。48

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