雑誌「チルチンびと広場」85号掲載 山梨県 ㈲高橋建築舎
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201南側外観。庭の植栽も髙橋社長が手がけた。と言うとおり、明るく開放的なLDKがなんとも心地よい。「プランの基本は家族が集まる場であるLDKを広くとること。部屋を細かく仕切らず、2階も吹き抜けを介して声や気配が感じられるようにしました」。 大工として東京で腕をふるった髙橋社長が、八ヶ岳の麓・大泉高原を拠点に家づくりに取り組むようになって約20年。設計士である妻の晃子さんと二人三脚で、無垢の木を使った家づくりを行ってきた。そんな同社が大切にしているのが、大工はもちろん、左官や建具など地域の職人の手仕事を大切にした家づくり。「いつもお願いしている大工は5人で、そのうちの一人が社員。私自身の知識や経験を伝えていくために、今後は大工の育成も視野に入れていかな

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