雑誌「チルチンびと」91号掲載 石川県 さとやま工房
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137キッチンダイニングリビング玄関ウォークインクローゼット薪ストーブコーナーホール洋室洋室吹き抜け洗面室洗濯室外部収納畑薪棚情報はこちら さとやま工房 〒923-1221 石川県能美市湯屋町へ116番地 ☎0761-51-7033 http://satoyamasekkei.com/ 資料請求番号【9106】右/オリジナルで設計したキッチン。 上2点/小物は奥さん、本棚はご主人が手がけた。ものづくりが夫婦共通の趣味。稲井さんご家族と岩井社長(右)。同社の建主さんは家具や生活道具、ものづくりが好きな人が多いのだそう。自然の力を借り、手を動かす暮らし 工務店を決めようとしていた4年ほど前、偶然通りかかった建物に目が奪われた。能美市に拠点を置く工務店・さとやま工房のモデルハウスだった。小高い丘の上のひっそりとした佇まい、中に入って包まれる木のぬくもり。気取らずざっくばらんな雰囲気が、求めていたイメージどおりだった。里山は人を癒す力があるという岩井庸之介社長の考えのもと、田舎暮らしを土地探しから応援している同社。夫婦の希望をふまえ、緑豊かなこの地をすすめた。小松空港と金沢駅の間にある能美市は、子育て支援や移住者の受け入れにも力を入れている。南北に細長い敷地のため、畑に日が当たるよう建物は北側に。間取りは夫婦が考えた案を岩井社長がさらにプロとしてアレンジした。廊下をなくしたことで、コンパクトながら室内は広々。片流れの屋根には太陽光パネルを搭載した。「北陸は日照時間が少ないように思われますが、年間を通じると東京と効率は変わらないんですよ」と岩井社長。いつかご主人がブドウ棚をつくり、奥さんが育てたいと夢が膨らむ。「庭も家も、少しずつ理想に向かって手を加えていくのが楽しみです」と奥さんが声をはずませた。1F2F建築データ所在地:石川県能美市敷地面積:304.74㎡延床面積:118.43㎡(1階62.79㎡ 2階55.64㎡)竣工:2013年8月(工期2013年3月~8月)設計・施工:さとやま工房構造形式:木造在来工法主な外部仕上げ:屋根=ガルバリウム立平葺き(10kw太陽光パネル載せ)軒天井=珪酸カルシウム板に塗装仕上げ外壁=ガルバリウム鋼板主な内部仕上げ:天井=シナ材壁=珪藻土床=杉板厚20㎜、カバザクラフローリング

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