雑誌「チルチンびと」79号掲載 ㈱大丸建設
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P202 チルチンびと 「地域主義工務店」の会 里山の風景とともに生きる住まい 自然豊かな地で、自然素材の家に住みたかったという一家。家と暮らしを楽しむ工夫が散りばめられた住まいを、大丸建設とともにつくりあげた。 写真=相原 功    塩塚邸が建つのは、東京都郊外の町田市。都心へのアクセスもよく、緑も多いまちだ。駅から歩いて数分もしないうちに、景色は田園風景へ変わる。その一角、景色となじむよ うな珪藻土仕上げの家が、塩塚邸だ。  玄関扉を開けると、まるでかつての民家を思わせるような通り土間が、庭の勝手口まで続いている。土間の脇には、さんさんと陽が差し込む明るいLDK。室内は窓越しに見える外の木々や畑の景色に彩られている。 東京都大丸建設 上/木々に囲まれるように建つ塩塚邸。 下2点/家のまわりで穫れた柿 や大根を干す、絵に描いたような里山の暮らし。

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