雑誌「チルチンびと」57号掲載 東京都 ㈱大丸建設
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ち着いたそうだ。  着工後、夫妻はたびたび現場へ足を運び、大工や職人と言葉を交わした。 段下の収納はそうした折に棟梁が提案してくれたもので、「あるとないとでは大違いだった」。家づくりにかかわる全員の顔が見えたのもうれしいと、奥さまが目を輝かせた。 自然素材が功を奏し、 屋内はいつもカラリ  ここで暮らし始めていちばん感動したのが、2階の大空間を力強く支える太鼓梁だった。生活のなかで梁を日常的に見たいと話したが、まさかこれほど大きな材が入るとは予想していなかったのだ。 「梁は見飽きなくて、いつも惚れ惚れ

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