125ンびと住宅建築賞」で佳作に入賞した経歴もある。 小林さんへの設計の要望は、農作業のためのシンプルな動線。「お話を聞いていて、食はもちろん住まいや暮らしへの意識も高い方なのだろうと感じました。そして、大切に使われている秋岡さんデザインのダイニングテーブルと椅子を軸に設計を進めました。動線に関してもできるだけ仕切りを設けず、使い勝手のシミュレーションを重ねてもらいました」と小林さん。 小林さんが施工を依頼したのは、宮大工から始まりおよそ１４０年の歴史ある㈱大丸建設。「木造に特化した工務店さんを探していて、しっかりした材を用意できることもさることながら、やはりきちんとした仕事ができる職人さんがいる、というところがいちばんのポイントでした」。 同社は、最近では貴重な腕のいい大工も抱え、有害物質を使わない心地いい家づくりに取り組む工務店。「家は一生ものなので、信頼できる自然素材と技術で安心して暮らせる家づくりを心がけています。家づくりも野菜と同様、土台（土）が大事ですから。Kさんと小林さんのお話を聞いて、私たちが取り組んでいる家づくりと共通するところが多かったのでぜひやらせ建物自体の機能を高め自然の力を利用する家45
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