雑誌「チルチンびと」別冊52号 東京都 ㈱千葉工務店

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59２階にLDKを配した間取りは、合理的かつ遊び心にもあふれる。　さらにN邸では、ともに暮らす猫たちへの配慮も随所に見られる。「前の家からずっと一緒なので、猫との暮らしに必要な猫窓やフェンス、新しい猫が増えた時に隔離できるスペースな　今年になってから、猫用のゲートや薪棚などの外構を千葉工務店に依頼して新設した。「この家は、少しずつ手を入れていくのが楽しいんです。次はパーゴラを計画しています」と話すご主人の柔和な表情が、家づくりの楽しさを物語っていた。ない努力をしています」と語る。開放感たっぷりの２階リビングとデッキ　その後は同社のセミナーや見学会に通いながら土地を探し、勤務先からの距離や環境などの面でバランスのとれた現在の場所に家を建てることを決めた。千葉社長は「周囲には家が建て込んでいるため、２階リビングのプランを提案しました」と話す。ご主人が「コンセプトは『１階を堅牢に、２階を開放的に』です」と話すとおり、１階には薪ストーブのある土間と個室を、どをお願いしました」（奥さん）。　Nさん夫妻がこの家に暮らして６年目。柱や床の無垢材は飴色になり、経年変化で味わいを深めつつある。「２階リビングは明るくて大正解。デッキのおかげで、家にいながらにしてアウトドアも楽しめるんです」とご主人。奥さんも「休日はゆっくり料理をして、デッキでごはんを食べたりします。自然を感じてリラックスできるので、旅行に行かなくなりました」と頷く。上／料理好きな奥さんのために大きなアイランド型キッチンに。パーティシンクも設けてあり、使い勝手がよい。　下左／猫用のドア。住まいの各所に設けられている。　下右／リビングから個室と洗面室を見る。猫用トイレを置くため、洗面室は広めにした。