雑誌「チルチンびと」98号掲載 千葉県 ㈱グッドリビング どんぐりの家②
2/4

ともある。 2玄関からひとつながりになったリビングは約18畳。右手の立派な杉の大黒柱は徹さんの希望で入れたもので、大和君が登ろうと頑張っている。 3庭は徹さんお気に入りの場所。椅子を出して本を読むこともある。 4和室からリビングを見る。鴨居の上は開けて「こもらない部屋」に。右ページ/薪ストーブはヨツールのF500。レンガの配色が楽しい炉台と遮熱壁は、夫妻でデザインを考えた。 1外観。ウッドデッキでランチを楽しむこ159 「おーい」と呼ぶ声に上を見ると、小屋裏のロフトから吹き抜け越しに1階を見下ろす4歳の大やまと和君。お母さんの恵子さんは「はーい」と答え、「うちは全部筒抜け。どこで誰が何をしているのかすぐわかるんですよ」と微笑んだ。 2年前の冬に完成した滝口邸。徹さん・恵子さん夫妻と大和君、もうすぐ1歳になる陽ひなた咲ちゃんの4人家族が、にぎやかに暮らす。1階はLDKと和室がひと続きになったのびやかな空間。開放的な吹き抜けを介して2階と小屋裏ロフトがつながり、家全体が一体となった印象を受ける。 大和君の誕生を機に家づくりを考えた夫妻。どんぐりの家との出会いは意外なものだった。「近所におしゃれな外観の家があり、見とれていたらそこのご主人が帰って来て、どんぐりの家で建てたことを教えてもらったんです。中も見せていただいたら木のぬくもりが素敵で、家のことを楽しそうに話す様子も印象的で、きっと素晴らしい工務店だと思いました」(徹さん)。そして同社のモデルハウスを訪れた夫妻は、無垢の木、珪藻土の壁、木質繊維の断熱材など自然素材へのこだわりを知り、安心して任せられると感じたという。1243

元のページ  ../index.html#2

このブックを見る