雑誌「チルチンびと」98号掲載 千葉県 ㈱グッドリビング どんぐりの家 
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が選んだアンティーク。 6・8洗面スペースのタイルや蛇口にもセンスが光る。 9奥さんがお母さんやおばあさんから受け継いだ食器。 10峯﨑さん夫妻と奥さんのお母さん、どんぐりの家の川村一雄社長(左)。1土間は約6畳。薪入れのバケツは大正期のアンティーク。 22階のフリースペース。 32階寝室。壁は夫妻が塗った。 4和室。ランプは京都のアンティークショップで購入。 5・7ダイニングランプと外灯も夫妻156が先。結婚前に読んだ新聞記事でその暖かさや炎の美しさに感動し、切り抜きを大切に保管していた。「モデルハウス訪問後は、絶対に薪ストーブのある家を建てよう! と、盛り上がりました」(ご主人)。これからの月日が楽しみになる家 夫妻が土間をつくったのには、「近々犬を飼いたいから」という理由がある。「土間にすれば夏はひんやり涼しいし、冬は薪ストーブの暖かさを感じてごろんとくつろいでくれるかなと思って」と話す二人は実に楽しげだ。 また、1階には静謐な和室をつという。「どんぐりの家さんが主催する『ちばの木の植樹ツアー』に参加して、地産地消の林業の大切さを感じ、絶対に千葉の木を使いたいと思ったんです」。地元の自然を愛する二人は声を揃える。 夫妻が今待ち望んでいるのは本格的な薪ストーブシーズンの到来。料理好きの奥さんは「薪ストーブ料理に挑戦したい」と目を輝かせ、料理は苦手だけれどコーヒーを淹れるのが得意というご主人は「薪ストーブで沸かしたお湯で淹れるコーヒーは美味しいらしい」と微笑む。今後、夫妻はこの家で過ごす時間を重ねるほどに、住まいへの愛情を深めていくのだろう。くったが、これは長年茶道を嗜んでいる奥さんが希望したもの。「この家を訪れる人が気軽にお茶を楽しめる空間にしたいんです。吹き抜けになっているのが素敵で、とても気に入っています」と話す奥さんはとても満足げだ。 そして、峯﨑邸で圧巻なのが、節が少なくすっきりした印象の杉フローリング。すべて地元・千葉県産の木を使っている123

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