雑誌「チルチンびと」別冊60号掲載 埼玉県 ㈱千葉工務店
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無垢の木の質感が空間をやさしく包む開放的なキッチン。壁にはタイルを貼った。カラータイルはサンプル品を活用している。30だったので、床は厚さ30ミリの杉の無垢材を張り、古建具などと色調を合わせるために古色を塗りました。ただし、2階以上だと騒音面から無垢材を使うのは難しい場合が多いので注意が必要です」(千葉社長)。自然素材の空間にアンティークが映える こうして完成したのは、家の各所にNさんが集めた古建具やアンティークきるのかを確認します。また、マンションに限らずリノベーション全般に言えることとして、床や壁をはがすと図面通りではないことも多いので、臨機応変に対応することを心がけています」と話す。 N邸の場合は、構造面から間取りそのものは変えられなかったため、各部屋をオープンにして広がりを生み出し、間仕切りにはできる限り古建具を活用することとした。「Nさんの家は1階

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