雑誌「チルチンびと」90号掲載 群馬県 ㈱オオガネホーム
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136た。思い切って声をかけたら「『オオガネホームで建てたんですよ』と紹介してくれたんです」(直樹さん)。そして夫妻は同社を訪れた。「羊毛断熱材に漆喰壁、熟練大工さんの技。ここだ! と思いました」と話す直樹さんに「薪ストーブのある家を数多く手がけている点も決め手になりました」と優子さんもうなずく。ストーブに薪をくべて    "家を起こす〞冬の朝 家を建てて季節が一巡りしたが、夫妻は「温度差や湿度差がほとんどなく、快適に過ごせます。職人さんの力を感じます」と声を揃える。オオガネホームの大おお金がね務つとむ専務は「木や羊毛断熱材、漆喰壁が、温度や湿度を調整しているんです。また、弊社では経験豊富な大工が、木材1本1本の性質を見極め、墨付け・手刻みという伝統的な手法で施工しています。これによって本当に強い家ができるのです」と説明してくれた。 念願だった薪ストーブは「汚れを気にせずに使えるように」という夫妻の要望で、土間に設置した。「引き渡しの際に、ていねいに使い方を教えていただいたのが心強かったで右/吹き抜けから1階を見下ろす。 左上/2階フリースペース。「将来兄妹で使い方を考えてくれたら」と夫妻。 左中/天窓から明るい光が落ちる。 左下/大黒柱は、オオガネホームスタッフとご家族で山に登り、生えている木から選んだ。

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