雑誌「チルチンびと」86号掲載 群馬県 松浪建設㈱
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144チンとつながっていて、「開放感がいいですね」と奥さんも納得の空間になっている。 アパート住まいの手狭さもあり、戸建てが長年の懸案だった夫婦は、土地を得たのを機に家づくりに着手。ご主人によれば「この辺はプレハブ造が多いんですが、木のぬくもりのある家にしたくて」、太田市に本社をもつ松浪建設を選んだ。同社は国産材の使用を徹底し、造作や建具まで木でていねいに手づくりする。夫婦は家の雰囲気も社員の対応にも、とても好感をもったそうだ。「押しの強い工務店は苦手だけど、松浪さんはみんな穏やかだし、家づくりの説明もマニュアルでなく経験の深さが感じられる言葉で、信頼がもてました」と奥さん。 K邸は平屋だ。土地が広く十分な部屋数が取れるし、老後に住みやすいと考え、ご主人が要望した。奥さんは大きなリビングとダイニングをリクエスト。「夫婦で過ごす時間の長い場所なので、新居ではゆったり過ごせるように」というのが理由だ。ほかにも欲しい部屋を挙げ、間取りは松浪建設に任せた。ダイニングやキッチンからも薪の火を眺められる。白い壁は栃木産の珪藻土。松浪建設は近隣の良質の自然素材を積極的に使用する。奥は和室。ダイニングの家族とおしゃべりしやすい造り付けのキッチン。カウンターには日光杉の一枚板を使用。風も暖気も届ける廊下

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