雑誌「チルチンびと」100号掲載 群馬県 松浪建設㈱
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地域主義工務店の会…①130 「二人で相談して、思い切って二世帯住宅にしました」とIさん夫妻。家づくりのことを両親に話すと、両親は共働きのIさん夫妻を思いやり「将来、子どもが生まれたら手伝えるよ」と答えた。両親の家が古くなってきていたことも、Iさん夫妻の決断につながった。 「子どもの頃にぜんそくを患っていたこともあり、健康に害のない自然素材の家がいいなと思っていました」という奥さんは、松浪建設のモデルハウスに入ったときに「空気が澄んでいる気がした」と話す。完成した家も「外から帰ってくると空気がいいなと思う。からっとしています」と微笑む。 お互いのプライバシーを大切にしたいという思いは両世帯とも持っていた。玄関や水まわりの設備に加え、薪ストーブも各世帯に設置している。さらに、Iさん夫妻は仕事で帰宅が夜遅くなったり、夜勤で出かけたりもする。生活音で夜中に起こしたりしないように、二世帯の間生活音も気にならない1234二世帯の仕切りは1枚の襖設計・施工= 松浪建設㈱群馬県 I邸家に入ったときの空気が「澄んでいる」と、松浪建設との家づくりを決意したIさん夫妻。二世帯の間を壁で仕切るのをやめ、襖にした。お互いのプライバシーを尊重しつつ、ゆるくつながる魅力を実感している。写真=米谷 享

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