雑誌「チルチンびと」別冊50号掲載 群馬県 ㈱小林建設
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86ッチンはこの家みたいにしたい』などと会話を重ねるうちに、小林建設さんで建てたいと思うようになりました」と奥さんは話す。建築士のご主人が 暮らしやすさを考え抜いた空間豊島さんの住まいは2階建て。約6メートルの高さの吹き抜けを設け、縦にも横にものびやかな間取りが特徴だ。1階はリビング・ダイニングにオープンキッチン、引戸で閉じることができる和室があり、廊下も含めて一つの空間として使える。右/解体した既存建物の床柱を再生し、奥さんの書斎に取り入れた。デスクには桜を使っている。 左/夜は和室の障子に襖を閉め、寝室として使っている。琉球畳を採用した和室は、天井にゆるやかなカーブをつけ遊び心を添えた。奥さんはホテルのような居心地が気に入っているそう。扉は書斎へ通じている。

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