住宅雑誌「チルチンびと」別冊52号 いい家をつくる工務店と出会う
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4『チルチンびと「地域主義工務店」の会』は、2003年4月に10社でスタートしました。設立当初から変わらないモットーは、「地域に根ざす木の家づくり」を通して、地域循環型社会に貢献すること。会員社の努力や学びの中から、産地とのつながりが生まれ、今では、国産材での家づくりは会の標準になりました。こうした品質への真摯な取り組みは、2006年に「チルチンびと仕様の家」として結実。オール国産材で、52種類の化学物質を測定済みの、住まい手にとっても、つくり手にとっても、そして地球環境にもやさしい家づくりができるようになったのです。さらに、地域に根ざした活動は、2011年5月にオープンしたウェブサイト「チルチンびと広場」へとつながっていきました。『チルチンびと別冊52号 いい家をつくる工務店と出会う』は、『チルチンびと「地域主義工務店」の会』の、設立以来14年間の活動の成果がぎゅっと詰まった一冊です。この本を手にとる読者の方には、会員社が57社に増え、留まることなく進化し続ける会の現状とめざす未来を知っていただき、いい家をつくる参考にしていただければと思います。発行人 山下武秀いい家をつくる工務店と出会う別冊52

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