住宅雑誌「チルチンびと」76号 -昔家を、愉しむ-
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戦前より外国人居留者による 多くの異人館が建ち並ぶ神戸・塩屋。 海をのぞむようにして建つのは、 ステンドグラス作家の森本康代さんのアトリエと住まい、 ともに古民家を移築再生したものだ。 「壊されると聞くと、居ても立ってもいられなくなるの」。 その一念が、古材を今によみがえらせ、消えゆくはずだった 洋館までも、まちに姿をとどめることに。 康代さんをかき立てる、時を経たものへの想いとは。 写真=輿水 進 デュルト・森本康みち代よ さんの、 アトリエと住まい、そして旧グッゲンハイム邸  

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