雑誌「チルチンびと」111号
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森のとびら in 福岡 未来工房 福岡県の未来工房は、住宅展示場・ギャラリーを生かした木育体験とマルシェを展開。八女杉の原木を扱う八女流ともコラボレートしながら、森と生活のつながりを伝えた。森のとびらを発案した未来工房は、昨年10月16日の八女の森見学ツアーを皮切りに7回にわたってイベントを実施した。うち、11月7日に開かれた「森のとびら in 福岡」を訪ねた。本会は、久留米市の住宅展示場を会場とした木育体験と、展示場そばのギャラリーで定期的に催しているマルシェを同時に行うというもの。木育体験では、ユニークな取り組みも。「社員がアイデアを競う〝チャレンジマッチ〟を実施しました。さしがね・かけや・かなづち・かんなの4チームに分かれ、各々が自由な発想のワークショップを開いています」(未来工房取締役・金原望さん)。社員からは「ほかのチームの企画は秘密なので、当日が楽しみだった」「社員間の会話が増え、ともにいい仕事をしたいと改めて感じた」などの声が聞かれた。客足も上々、 人手を貸し合うほどの盛況ぶりだった。

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