雑誌「チルチンびと」106号 -家で働く暮らし-
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実家をリノベーションした住まい。「もともと古いものが好きで、生まれ育った家に愛着がありました。周辺の古い家が次々に新しく建て替わっていくのを見て、自分のところは残したいなと思い、主屋のリノベーションを決意したのです」。 主屋のリノベーションは、敷地内に両親の住まいを新築してから着手したため、2年がかりになったという。両親が暮らしていた主屋は、昔ながらの田の字型の間取り。さらに何度か行われたリフォームによって、梁も見えなくなり、壁にクロスが貼られた状態だった。リノベーション離れのアトリエから自宅に向かう谷口智則さん。『100にんのサンタクロース』の像は、商業施設で使われていたものを譲り受けた。自宅の玄関。通りから見えないよう、やや奥まった位置に設けた。53

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