住宅雑誌『チルチンびと』104号 -コンパクトな家-
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外観スケッチ。木立ちの風景に馴染む、簡素な外観をそのまま生かした。特集住空間リノベーション72建築家・益子義弘さんが、福島県の保養所を改修した「ホテリ・アアルト」のプロジェクトに付随して手がけた、築35年の山荘のリノベーション。元あった骨格を生かしながら新たに読み替え、安らぎの隠れ家をつくった。設計=益子義弘/益子アトリエ 施工=八光建設写真=傍島利浩(『住宅建築467』2016年2月 建築資料研究社刊)論間合いと間尺〜福島県裏磐梯の小ロッジの改修〜2改修という設計の関わりはこれまであまりなかった。以前に設計したものの手入れや部分的な改装は、時々あるけれど、別の既存のものに関わることは少なくて、ここのところいくつかその機会を持ち、

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