住宅雑誌『チルチンびと』100号 -木と土の家・親子の距離と間取り-
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地域の人びとに愛され、未来へつないでいくために未来工房が導き出したギャラリーという形。こだわり尽くした素材と技が光る空間を訪ねた。 写真=西川公朗 文=内田珠己 地元の素材と職人技で100年後もそこにある建物をつくる福岡県 やかまし村のギャラリー ㈱【未来工房】821主張しすぎず、町並みになじむ外観。敷地はひらけており、植栽もたくさん植えられている。手前に見えるのは版築の土塀。 2南のデッキから見上げた妻側。 3ギャラリー入り口は思わず戸を引きたくなるような佇まい。 4暖かなデッキで駆け回る子どもたち。 5木製の引戸には幾何学的なアイアンのデザインが施されている。敷地入り口にある版築の土塀。1層ずつ色合いを想像しながら上から敷き固めて最後に型から外すため、職人の腕が表れる。

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