雑誌「チルチンびと」93号掲載 「京都大原の山里に暮らし始めて」梶山正
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49なり『四季の野草リース』というリースのレシピ本を今秋出版に向けて動き始めることになった。僕はそのリース本の写真撮影を担当している。これまでベニシアの本で庭や花の撮影ばかりやってきたが、ノリちゃんも花である。そして僕も自分の写真集をつくろうと、カメラを持って、全国の山々を歩いている。その本のテーマは、またしても花である。神様が山や森や湿地などにつくった、自然のお花畑だ。今さら思うが素直に言おう。花は美しい。上/窓の外は銀世界。爽やかなホワイトクリスマスの朝。 下/日本の正月を飾る縁起植物のセンリョウは葉の上に実が付き、マンリョウは下に付く。 左/赤い実と常緑樹は西洋でも縁起がいいもの。ハーブを添えてクリスマスリースをつくった。本連載は今回で最終回です。7年間にわたり大原の暮らしを綴ってくださった著者の梶山正さん、ご愛読くださった読者の皆さま、ありがとうございました。(編集部)

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