雑誌「チルチンびと」85号掲載 京都大原の山里に暮らし始めて
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4僕は1996年に、イギリス人の妻・ベニシアと息子悠ゆうじん仁と3人で、京都大原の山里に引っ越してきました。暮らしながらの民家改修や、ここで経験したこと、考えさせられたことなどを綴っていきます。写真、文・梶山 正ナラの倒木に顔を出した、おいしそうなナメコ。僕にとって、秋の山歩きの楽しみは紅葉とキノコ狩り。京都北山の沢で、色づいたウリハダカエデの葉を見つけた。緑色の地に縞模様が付いた樹皮を、ウリの実にたとえたのが名の由来だ。

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