建築家と造る木の家 設計◆大野 正博
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672F1F茶の間DATA所在地……愛媛県松山市家族構成…夫婦+子ども2人+母敷地面積…228.50㎡延床面積…132.38㎡(1階 86.89㎡ 2階 45.49㎡)竣工………2015年8月(2015年1月~8月)設計………大野正博/DON工房 03-3393-0121施工………㈱西渕工務店 0893-44-3392      現場監督:小林雅章 棟梁:髙井 潤      板金:成岡板金㈲(成岡 哲)      左官:矢野左官工業(矢野比佐司)      建具:山本建具(山本博幸)      造園:仙波農園(仙波太郎)構造形式…木造2階建て主な外部仕上げ 屋根=ガルバリウム鋼板 外壁=漆喰塗り主な内部仕上げ 天井=杉板厚10㎜ 壁=和紙クロス貼り 床=杉板厚15㎜回りながら上がる、回遊式吹き抜け暗くて狭い、秘密基地43子どもが小さいうちは、LDKのそばにトイレがあると重宝する。扉は障子両面に和紙を貼った太鼓貼り。Mさん一家と大野さん(右から2番目)。コーナーには背もたれのある造り付けの椅子を。Mさん夫妻は○△□の窓が開くと知ってちょっぴりとまどったが、「大野さんにお任せして大成功でした」。上/東面外観。間口に対して奥行きの長い土地。Mさんがわざわざ東京の建築家に依頼したのも、大野さんが都市型住宅の設計に長けているから。 下/子ども室の前には小さな砂場が。吹き抜けを“コ”の字型に巡る階段には、広い踊り場が二つもある。緩急のリズムがあるので上りやすい。板の間デッキ台所玄関母の部屋寝室子ども室玄関カヤック置場砂場板の間踊り場秘密基地トイレロフト秘密基地吹き抜け

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