住宅雑誌「チルチンびと」74号掲載 設計 大野正博
7/8

右/「こもりきりになるといけないから、子ども部屋は、少し窮屈なくらいがいいんだよ」と大野さん。コンパクトなつくりだが、 ロフト状の寝室は隠れ家のようだとお子さんには大好評。 左上/落ち着きのある主寝室。ここからも庭の緑が目に入る。 左下 /雨天でも洗濯物が干せる物干場と風呂場。間取りの鍵は、この物干場をいかに日当たりのよい場所にもっていくかだったという。 10年を経た木の家のディテール。 上から/垂木に支えられた軒。 /風格のあるデッキ。 /敷居 の溝には樹脂を含浸させた板を 張り、開け閉てもスムース。 左/北側外観。近隣に飲食店があることや開発が進むことを考慮し、外に対しては閉じた形をとっている。とはいえ、アプローチに敷いた枕木や植栽、格子戸などが佇ま いにぬくもりを添える。 右/玄関土間からポーチを見返す。土間と連続する洗い出しの先に、枕木が。 生活第一、すみずみに届く建築家のまなざし 54  

元のページ  ../index.html#7

このブックを見る