建築家と造る木の家 設計◆加藤武志
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49DATA所在地……千葉県 家族構成…夫婦+子ども2人+母世帯敷地面積…81.77㎡延床面積…96.08㎡(1階48.04㎡ 2階48.04㎡) 竣工………2010年7月(工期2009年11月~2010年7月)設計………加藤武志建築設計室 047-322-2132      (担当:加藤武志、森藤麻衣子) 施工………㈱中野工務店 047-324-3301(現場監督:大西幸夫) 構造形式…在来木造2階建て 主な外部仕上げ 屋根=ガルバリウム鋼板瓦棒葺き 軒天井=珪酸カルシウム板 外壁=ガルバリウム鋼板小波板張り+土シラス壁塗り   主な内部仕上げ 天井=1階:土佐和紙壁紙貼り 2階:薩摩葦貼り 壁=土佐和紙壁紙貼り 床=杉無垢フローリング、土間:玉砂利洗い出し仕上げ寝室2F1F右にOさん家族4人、その左に加藤武志さん、事務所の森藤麻衣子さん。上/遊び場と来客者の荷物置き場になる寝室。 右/背もたれつきの造り付けベンチ。背面に余裕が出るよう出窓に。出窓には冷気が直接体に当たらない良さもある。右/造り付けのベンチ。テーブルを出していない日は、ちょっとしたお茶や遊びの場に。 左/通り側にはハーブを植えてほどよい目隠しに。キッチンからの距離が近いので、食事の場になるなど日々活躍する。上/1階・母世帯のリビング。窓の外にはルーバーを設け、洗濯物干し場に。 右/こちらにも造り付けのベンチを。 左/玄関。右が母世帯、一段上がって左がOさん家族の入り口。おもてなしノート■一度に招く人数1~2組。最大5組。■人を招く時に重宝している調理器具や器グリル。野菜やパンを焼いたらそのまま食卓に出せる(①)。鍋敷きとしても使えるカッティングボード(②)。■人を招くときに重宝している家具何人でも座れる造り付けのベンチ。■定番メニュー・チーズ・キュウリ・ニンジンの春巻きは大人も子どもも好き。・カレー。ルーを大人子ども共通にし、具は載せるようにしている。・パエリア。簡単なのに食卓が華やかに。・子どもはハンバーグやパスタなどわかりやすいものが好き。味つけは薄味でシンプルに。形が見えて自分が何を食べているかがわかるほうがよく食べる。■お気に入りの器ショップ北欧雑貨を取り扱う市川市の「TOMTE」。■人を招く空間をきれいに保つコツ花を飾る。おもちゃは収納場所を決めてあげれば、子どもたちで探し出し、片づけもできる。12ほどよい距離感の二世帯住宅庭のようなデッキ集まりやすさの秘訣リビング・ダイニングデッキキッチンリビング・ダイニングキッチン玄関玄関寝室寝室洗面室洗面室キッチン用デッキ

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