住宅雑誌「チルチンびと」75号掲載 設計 泉幸甫
「家族を包むやわらかな「和」の光」
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上/四畳半の和室。天井は蒲芯
(ガマの茎)を張っている。
下段右上から時計回りに /和
室の床柱。直径
90
ミリの皮付き
のコブシを用いた。 /和室入
り口には丸みがつけられ、土壁
の上に和紙を張っている。 /
柿渋染めの紙を使った襖。 /
障子にはチリが入った和紙を使
った。「真っ白より楽しい感じが
する」と泉さん。 /ていねい
な仕事が光る土壁。
右ページ右上から時計回りに
/キッチンのカウンターはひろ
びろとしていて使いやすい。
/土鍋で炊いたごはんを始め、
さまざまな料理が並ぶ。器には
奥さんのセンスが光る。 /ダ
イニングから和室を覗く。 /
リビングとダイニング、そして
和室を見通す。妹に絵を描いて
あげるやさしいお兄ちゃん。
ちりばめた
小さな和が
暮らしの
質を上げる。
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