刺し子織り
「刺し子」はもともと、布を重ね、厚みを持たせて一枚でも丈夫であたたかく使えるようにするために、手でひと縫いひと縫い刺したもの。主に東北地方が盛んですが、綿の栽培が難しかった寒冷地では、麻布や貴重な木綿に糸を刺し重ねることで補強し、大切に使っていく中で、さまざまな模様刺しが生まれたと言われています。この技法を機械織りに応用したものが「刺し子織り」です。自然豊かな福島で生まれる刺し子織りの布は、明治から4代続く織り手が紡ぎ出しています。機械織り、と一言では片付けられないほど、その工程は手間ひまかかるもの。糸の準備からはじまり、一枚の布が織り上がるまで約一ヶ月もかかります。
春を彩る桜の花を散りばめた桜刺し子の小風呂敷は、ふくさやお弁当包み、お部屋のインテリアの敷物などアイデア次第で使い方が広がります。使うほどに木綿のあたたかいぬくもりが感じられます。
桜刺し子 風呂敷 価格:1,890円(税込) サイズ:約48cm×48cm 素材:綿100%
取り扱い店:
ちゃらっぽこ(ネットショップ)
http://www.charappoco.com/