[薪ストーブ関連号のご案内]

  • チルチンびと85号

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ご購入のご案内はこちらをご覧ください。

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  • 設計:大野正博(DON工房一級建築士事務所)
  • 施工:大畑工務店
  • 薪ストーブ:スキャンCI-1GSCB
懐かしさ溢れる土間で楽しむ、炎という贅沢

中庭を囲むように居室が並ぶA邸は平屋建てのコートハウス。玄関を入ると広い土間があり、その奧に佇む薪ストーブの炎が訪れる者をあたたかく迎えてくれる。薪ストーブはリビングやダイニングまわりに入れることが多いが、この家ではあえて土間に設置している。「だって、薪や火はおとなしい部屋内よりも、土間の方が似合うじゃない」と言うのは、この家を設計した大野正博さん。「ストーブのまわりって汚れるんですよ。灰を始末する時や、薪を運ぶだけでも木っ端が落ちるから、土間で正解でした」と、ご主人がうなずく。

薪ストーブはご主人のたっての希望だった。学生時代に留学したアメリカ東部の家ではじめて暖炉と出会い、スイッチひとつで暖かくなれるこの時代に、手間ひまかけて火を熾すということがとても贅沢で素敵なことに感じられ、それ以来ずっと憧れていたのだ。土間にはご主人が大切にする帆船模型や自転車が飾られ、ちょっとした趣味室のようになっている。かつての農家の土間のように、来客が気軽に立ち寄っていけるざっくばらんな場所としても重宝しているそうだ。「土間も火も、どこか懐かしさが感じられていいですね」と奥さん。薪ストーブで煮込んだ料理の味もまた格別だという。

 

左/玄関を入った正面に薪ストーブが鎮座する。 中/帆船模型や自転車が飾られた土間は、さながらご主人の趣味室。 右/薪ストーブは対流式のタイプを選択。
 
左上/ダイニングキッチンと土間のつながりを見る。 右上/チキンの煮込みの仕上げは薪ストーブで。 左/A邸は平屋建てで中庭を囲むように居室を配置したコートハウス。室内から薪ストーブの煙突が見える。

 

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