卯月

両手の平を合わせ結んでいるようにも見えるチューリップの蕾。名付け親は何方でしょう。鬱金香(うっこんこう)という日本名を持っています。
過ぎ去りしある日、伝承されている花型に近づけようとチューリップの茎に針金を通して活けたところ、針金の届いていない先の方が陽の当たる方へと身悶えしているように見えて息苦しかったことを真っ先に想い出すチューリップ。以来針金も剣山もオアシス(特性のスポンジに水を含ませ花を挿す道具)も使いませんからねと花に約束。どっちを向いてもチューリップはチューリップ。花と器と鋏を持つ手に無理のない関係がいいわね。

花材:チューリップ

チューリップ

チューリップ

チューリップ