全国版コラム 今日もアンティーク日和

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BOWKNOTお店を始めたのは、いろいろ理由があるんですけど…… 一つは、小さい時から、古いモノが好きで、というか家の中に代々あった床の間の掛け軸、それから刀、そういうモノに囲まれて育ちまして、なぜか、自然と古いモノが、好きになったんですね。それが、少し大きくなると、クリスマスとか、西洋の文化を知って、心ときめいたんですね。日曜学校へ通っていた時にもらった、ポストカードとかグリーティングカードとか…… 。いまでも、持っています。

二つ目の理由としては、いまから30年 ほど前、西荻窪に引っ越してきたのですが、古いモノを扱っているお店が多く、散歩しながらながめるのが、楽しみ、憧れになりました。そのあと、お勤めしたのが、銀座のギャラリー。現代作家の作品を扱う、絵画中心の店でしたが、ときどき企画展でガレやドームのガラス器や “ さと帰り陶磁器 ” …… 明治時代に日本人がつくった洋食器が、海外へいって、向こうの方たちが、コレクションしたモノの展示…… があると、それがやっぱり、心ときめくんですね。

やっぱり、私、本当にこういうモノが好きなんだなって、思いました。そこへ行っているときに、骨董のお勉強をする、アンティークアカデミーというのがあると教えられて、行きました。私が受講したのは、西洋アンティークの部門。先生は、実際、手にふれて商売している方たち。時計、陶磁器、ジュエリー、シルバーなどを扱うお店の方だったりしました。そのうちに、そこのお店のひとに頼まれて、アルバイトしたり、勉強したり。

BOWKNOT例えば、シルバーのホールマーク …… イギリスのシルバーに刻印されているのを読むと、つくられた年代や土地などが、わかるんですね。ここにあるスタンプホルダー(写真)は、旅先きで、ポストカードを書いた時に貼る切手をいれて、持ち歩いていたんですね。カワイイでしょ。ホールマークで、1906年 につくられたことがわかります。こういうシルバーの小物がていねいにつくられて、100年 たっても、残っているっていいですね。いまでも、チェーンをつければ、十分、ロケットやペンダントとしても、使えますね。
 

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GALLERY BOWKNOT

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