全国版コラム 今日もアンティーク日和

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古美術 仙遊洞ぼくの友人が、最近、割烹屋を閉店しました。ウデはたしかなのですが、時代の流れに乗り遅れたカンジです。「どうしよう」と相談されたので、「西荻で宮崎産の地鶏を使ったヤキトリ屋をやれば」とアドバイスしました。しかし、彼は「いまさら、ヤキトリ屋なんて」と浮かない様子。ぼくは「これからは、産直と郷土料理だ」と言いたかったのですが、マジメな彼は理解できなかった。

このごろ、うちの店も産直のヤキトリ屋みたいにしようかと、思っています。中国産の伊万里写しよりも、明治時代の伊万里のほうが好みです。安くて味があります。広島風お好み焼きの店でもいいんですが。昔、菊地さんと骨董屋を開く前、食べていけなかったら、お好み焼き屋さんをやろうと話合ったことがあります。その時の気持ちが抜けていないのかもしれません。

古美術 仙遊洞もちろん、十年後も、仙遊洞は続いています。無理しませんから。商売で一番大切なのは、続けることです。江戸時代から、ウチは商売人ですから、身の丈以上のことをすると失敗することを、本能で知っています。商売を続けるコツは、商いに飽きないことでしょう。ぼくは、いろいろな人から「楽しそうだな」と言われます。好きなことしかしないので、楽しそうに見えるのかな。それから「小学生のようだ」とも言われます。子ども時代の収集癖が残っていて骨董屋をやらせているのかもしれません。

ある意味で、ぼくは”子どもオジサン”です。ヘンなオジサンではありませんよ。趣味のコツですか。長年付き合えるモノや人を身近に置いておくことです。名品も雑器も生活に溶け込ませると、一層、魅力が増します。飽きないモノに囲まれて暮らすのが、生活骨董の”極意”です。

 

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古美術 仙遊洞

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