高松市の牟礼にあるイサムノグチ庭園美術館を訪れました。
円く造られた印象的な石塁は石壁サークルと呼ばれ、中庭を外部と隔てています。
石壁サークルに囲まれた中庭には様々な作品が散りばめられ、回遊しながら一つ一つの作品をいろいろな角度から楽しむことができます。
自然石にちょっと手を加えたようにしか見えないものもあれば、見事に滑らかに仕上げられたものもあり、どれをとっても見飽きることがない不思議な想いを与えてくれます。
また、生前実際に石彫を制作した蔵造りのアトリエには、土壁をバックにした3ｍを超える象徴的な作品も観ることができます。
そして道を隔て急な石段（階段ではない）を上ると、何とも気持ちが安らぐ彫刻庭園が待っており、暫し時間を忘れてしまいました。
内部は写真撮影禁止のため紹介できないのがなんとも残念です。