まちかどのグッドデザイン no.8

まち歩きのススメ

宝塚市雲雀丘

宝塚市雲雀丘。先に紹介しました「近代日本の郊外住宅地」にも取り上げられている雲雀丘地区は、大正5年に、阪急電鉄宝塚線「雲雀丘花屋敷」駅北側の広大な斜面地に開発されました。阪急電鉄というと小林一三が浮かびますが、この地を開発したのは阿部元太郎氏という、一個人。数万坪の土地を購入して、住宅地開発を進めたそうです。

宝塚市雲雀丘

雲雀丘を訪れるとそのまち歩きの楽しさを味わうことができます。写真はW.M.ヴォ―リスの設計によるもの。氏の設計した建物は、京阪神では数多く残され、今も大切に愛されていることがわかります。