URAの内子研修

35年以上、内子の保存地区で設計、復元修理に携わっておられる永見さんにお会いしてきました。
初日は永見さんに保存地区を案内していただき、やはり永見さんが手掛けられて民家を移築改修した「石畳の宿」に宿泊。翌日は内子周辺、大洲、松山を見学しました。

内子は、剥製のように時が止まってしまった保存地区ではなく、そこには生活があり、町を愛し誇りに思う人々がいることに感銘しました。

内子研修

町には屋根付き橋がいくつかあり、山間の集落にあるこの橋の先には弓削神社があります。
氏子は一日も欠かさず「日参り信仰」で旗を立て五穀豊穣と家内安全を祈願しており、見学している最中、旗を持った村人が「おはようございます」と橋を渡って行く姿に、日々の暮らしを感じました。
早朝の弓削神社はとても幻想的です。