プラットホーム

プラットホーム

かつて北国への玄関口は上野駅でした。
そのプラットホーム、今でも懐かしい鉄骨トラス造の屋根架構を見かけることができます。

プラットホーム

アングル材を加工し、トラス梁にして屋根を支えています。
いつの頃にできたのか不明ですが、端部をRに曲げ加工しています。
当時はとてもモダンに映ったことでしょう、軽やかに強度と美を兼ねているところがいいですね。
そしてジョイントはリベット接合。
あの東京タワーもリベットによる架構技術でできています。
リベット打ちの風景を実際には見たことがありませんが、霞が関ビルの建設ドキュメントフィルムを見たときに映っていたように思います。
先人の情熱が伝わってくるようです。