デッキ材として使われる南洋材は耐久性に優れていますが、それでも20年とか25年と言われているようです。
写真は新宿高島屋のペデストリアンデッキですが、竣工してから20年は経っているので仕方ないでしょう。やはり、小口やビス穴の周辺から傷みますね。
確かにメンテナンスの費用はかかるとは思いますが、樹脂製（？）のようなものにしてしまうのはいかがなものでしょう。
自然の素材にはいつか寿命がきますが、その過程で見せる表情の変化は、工業製品には無いものです。そしてその変化が、街の景観や見る者の気持ちを豊かにしてくれるのではないでしょうか。