大嘗宮

大嘗祭終了後には解体される大嘗宮
近くに用事があり、「二度と見る機会はないかな」と思い立ち寄りました。

大嘗宮

平日にもかかわらず、大勢の見学者。

大嘗宮

鳥居は皮付丸太でプリミティブで素朴な印象。
黒木造りというらしい。

大嘗宮

大嘗宮

今回、主要な3殿が、工期やコストの理由から、
茅葺から板葺きになったとのこと。

それについては、建築家で筑波大名誉教授の安藤邦廣さんが、
逆葺きを提案されていました。
普通の葺き方とは違い、穂先を下向きにする逆葺きは茅自体の厚さも薄く、
工期短縮やコスト削減に有利な工法で、仮設建築物にはよく使われてきたようです。

取り壊しは、決まり事なので仕方がないのでしょうが、
せめて解体後の材料は、有意義に活用していただきたいと思います。