ちひろ美術館 東京

内藤廣さん設計の「ちひろ美術館 東京」に行ってきました。
展示室が4つとちひろのアトリエ、ちひろの庭、図書室、カフェで構成されています。
どのスペースも小さく、その小さな多角形のスペースが集まってカタチを造っています。
スペース間の隙間がちひろの庭となっていたり、カフェテラスとなっていたり。
もともとはいわさきちひろが住んでいた場所に建てられた美術館。
ちひろの家は18坪の平屋建てでしたが、子供が生まれ、夫の両親との同居、実母の介護などのタイミングで増築されていきました。
もちろん形は全く違いますが、この美術館は増築されていったちひろの家を表現しているのではないか?と感じました。(勝手な想像です)

ちひろ美術館 東京

安曇野のちひろ美術館のおおらかな空間とは違う、小さな空間の東京のちひろ美術館は展示されている作品とじっくり向き合える感じがします。
また、その小ささ故、気軽に立ち寄れる雰囲気もあります。
美術館にしては天井も低く抑えられていました。
特にエントランスの庇の低さは必見です。

ちひろ美術館 東京
カフェで「おやき」と「塩麹のスープ」もおいしくいただきました。
(思ったよりボリュームがありました。ランチにお勧めです)