ギャラリーの棟木は一本の丸太梁で、長さは6間(約11m)あります
郡山の増子建築工業さんは、自社で原木から製材しているので
市場の規格寸法に関係なく、原木の大きさを生かした使い方ができます
柱や梁を加工する際に余った端材は、束に使ったり
短すぎてどこにも使えないものは、歩く部分に敷いたりします
もっともっと細かいものは、薪ストーブの焚き付けになり
カンナ屑は着火剤に使うと、新聞紙とは比べ物にならないほどよく燃えます
そしておが屑はペレット(ストーブの燃料)に加工します
山で育った一本の木は、こうして無駄なく使われます