古いものと新しいもの no.2

古いものと新しいもの

奈良県吉野郡大淀町。築80年の民家の全面リノベーションの仕事です。2間続きの座敷部分と縁側はそのままとする一方、他の間取りは全面的に変えています。古い座敷と新しい丸テーブルのリビングは視線の高さもそろい、しっくりとスムーズにつながっています。

古いものと新しいもの

北に設けたテラス窓からはデッキを介して既存の蔵と北庭が連続します。間取りの中心に位置する丸テーブルに座ると、古いものと新しいものとのつながり具合をじっくり見ることができます。

古いものと新しいもの

座敷側から飛び出た書院風の窓。新しい部分にそのまま出っ張っても違和感なし。
新旧のつながり具合がこの住まいの魅力。全面リノベーションは少々、お金はかかりますが、他には代えることのできないさまざまな建築の魅力をもっています。