安らぎ空間

小満・蚕起食桑

お風呂は家族から離れ、一人になれる場所でもあります。
入浴中に音楽を聞いたり、本を読んだり、映画をみたり、瞑想したり。
せっかくなら気持ちの良いお風呂で過ごしたいですね。

浴室には全て作る「在来」、下半分が既製品の「ハーフバス」、全て既製品の「フルユニットバス」と3つの選択肢があります。
在来やハーフバスを使用することで浴室の設計に自由度が増します。
つまり、気持ちの良い空間に近づいて行くことになります。

「高屋の家」は、ハーフバスを選び、浴室の壁と天井は檜板を張りました。
浴室への扉と欄間(扉の上)には透明な硝子を入れています。
仕上を揃えた脱衣場と繋がって見えるので、一体感のある空間になっています。

気持ちの良いお風呂には清潔感があります。
じめじめした印象よりも、爽やかな風が抜ける印象です。

安らぎ空間

「高屋の家」(岡山市)
施工:福富建設(棟梁:岩本健太)
設計:木下治仁建築設計事務所