緑のちから

緑のちから

道路境界に沿って緑を配置します。
僅かな隙間を作り、植栽を施します。
すると心なしか恥ずかしそうにしていた建物が、生き生きとした表情を持ち出します。
どっしりとまさしく大地に根を張ったがごとく堂々とし始めます。


 
隣地との関係にも緑は有効です。
緩やかな距離を創りだしてくれます。
そして穏やかな空間を醸し出してくれます。

そこに生活する人のために、隣人のために、そして街に暮らす多くの人のために優しい佇まいを提案する、ずっと続けていきたい習慣です。

撮影 垂見孔士